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    リクルートで学んだ「この指とまれ」の起業術     
   著者:高城 幸司
   
   ■ 読者のコメント



著者は「アントレ」の創刊に携わった人物であり、リクルート入社から雑誌の創刊に関わることになった経緯、またリクルートにおける新規事業に関する考え方や企業風土について語っている。
リクルートというと、個人的には松永真理さんや藤原和弘さんのイメージが強く、「長く勤める会社ではなく」、かつ「変わり者を排出する」という印象を持っていた。
しかしながら本書を読み、そのイメージは若干変わった。
リクルートというと「いけいけドンドン」のイメージがあったのだが、それは全く間違ったイメージであることを著者は教えてくれる。
新規事業の立ち上げの考え方は、小さく育てつつ一気にマーケットを制覇するということが求めれ、極めてシビアである。
「事業規模が小さくてもナンバー1であれば、事業継続される」が、「事業規模が大きくても、ナンバー1でなければ事業は打切られる。」というくだりが非常に印象的であった。
新規事業や起業というと、とかく「派手」なイメージがつきまとうが、実際は「既存事業を深く掘り下げる」ことであったり、「事実についてとことん考え抜く」という地道な作業であるということをあらためて教えてくれている。
著者は現在、リクルートを「卒業」して経営者となったわけだが、その点についてはほとんど触れられていない。
もっぱらリクルート時代の話に終始し、「なぜ起業したのか」「起業に際してどのような苦労があったのか」についてはわからない。
そのあたりをもう少し触れてくれると、面白い本になったのではないかと思う。
中盤以降はやや冗長になってしまった感じは否めない。また文章の流れも今ひとつよくないので、そのあたりもマイナス要素だ。
序盤の内容は面白いだけに、ちょっと残念である。
起業に関心がある人はもちろん、「新規事業が生み出される組織の雰囲気とはどういうものか」に関心のあるマネージメント層の方にも役に立つ内容だろう。




ベンチャー企業の起業した経営者多いと思っていたので、実際の人材の活躍は違うんですね?リクルートというと営業のイメージがあるのですが、営業より事業を支える成功のポイントがわかって感動しました。随所に出てくる登場人物がリアルに思えてあっと言う間に読めてしまいました。

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