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    起業家2.0―次世代ベンチャー9組の物語    
   著者:佐々木 俊尚      出版社:小学館
   
   ■ 読者のコメント



マクドナルドでプログラムかいたり、サービスイン直前で開発会社がドロンしたり、いきなり辞職に追い込まれて起業したりと、一筋縄でいかない起業ドラマのオンパレードです。いろいろな「2.0」の読み方ができますけど、自分は「お金」より「やりたいこと」をインターネットに求めての起業が2.0なのかなと思いました。



GoogleやAmazonといった巨大なテクノロジー企業が群雄割拠しているネット業界においてさえも、まだまだ国内において成功のチャンスがあるんだということを思い知らされました。

成功する人に共通しているのは、「これだっ!」と思ったときに実行に移す行動力の強さですね。

起業を目指している人もそうでない人にも是非読んでもらいたい本です。間違いなく勇気付けられますよ!



非常に面白い。現代のIT起業家の起業に至るまでの経緯が詳細に書かれている。そのどれもが,決して楽な起業ではなかったこと。苦悩の上に生まれた起業であることがよくわかる。そして,あらゆる起業家に共通することであるが,彼らは決して自己の利益ではなく,ユーザーの利益つまり自分が創造したもので社会に貢献するという精神に満ち溢れている。私は会社が破綻するときというのは,経営者が自己の利益を最優先したときだとつくづく思う。様々な言い訳めいたことを言っても,結局自己保身に走ったとき,会社は潰れる。この本に出てくる起業家の共通した理念は,インターネットという新しいテクノロジーを駆使して,世の中にどのようにして貢献できるか。ただそれだけである。
 この本を読んで,私は新しい自分自身に新しい発想が生まれた。彼らから直接的,間接的に学ぶことは非常に多い。彼らに共通しているのは,今の時代の消費者のニーズを的確に捉え,そのニーズに合ったサービスを提供するということである。インターネットの世界にには,新しいビジネスモデルはまだまだたくさん眠っている。その可能性を十分に感じさせてくれる本である。


ライブドアの元経営陣が興した『ゼロスタートコミュニケーションズ』。
元博報堂の社員が興した『エニグモ』。
日本の最大手SNSである『mixi』。
富裕層ビジネスの先駆者である『アブラハム・グループ・ホールディングス』。

Yahoo、楽天、サイバーエージェント等のWeb1.0企業に続く、
Web2.0企業の代表格9社を特集した書籍です。
個人的には、アブラハム社の高岡社長に興味を抱きました。

彼のビジネスモデルは単純明快だが、非常に野心的でもあります。
1. 経済活動を因数分解すると、つまるところ「投資」と「消費」しかない。
2. 少ない人数でこの両面をカバーするためには、
  レバレッジの利く層をターゲットにするしかない。
3. 富裕層の経済効果は、一般層とは比べ物にならない(確か、40倍?)
4. 富裕層をターゲットにした場合、一般層をターゲットにする場合と比べて、
  社員1人当たりの生産性は大幅にアップする
結論. アブラハム社は、富裕層の投資と消費を促進する

といった、極めて論理的な判断に基づいています。
これはつまり、富裕層の全経済活動をアブラハム社が抑えるという意味であり、
「検索におけるgoogle」「ECにおけるAmazon」「Office softにおけるMSN」
のように、ある事業ドメインにおけるガリバー企業になる可能性が
高いことを意味しています。

しかも、事業ドメインは「検索」「EC」などの下位概念ではなく、
「投資」と「消費」という上位概念。。

富裕層の「投資」と「消費」をアブラハム社が抑える時代を想像したら・・・・



簡潔かつ生き生きとした文章で、ナナロク世代(’76年前後生まれ)の起業に至る試行錯誤の様子を鮮やかに描いている。テレビのドキュメンタリー番組に近い感覚を覚えながら、一気に読み進めることができた。
特に、自分で何か小さなビジネスを起こしてみたいという方は、興味を持って読めるのではないかと思う。
ビジネスの種(タネ)となる日常の小さな「気付き」を大切に温めて、熟考を重ねて磨きをかける。そういった過程を重ねて洗練されたビジネスモデルを作り上げ、マーケットで試行する。それは決して大げさなことではなくて、誰にでも開かれたことなんだということが本書に描かれたこ9組のストーリーから伝わってくる。
「小さくても無名でも構わない。とりあえず自分が何かをやっているんだというそこに、新しい価値や市場が生まれてくる。それを尊重し、尊敬する文化というのがここに来てようやくできてきた」という一文がある。今後、社会を構成するいわゆる「大人」達に、そういった文化を当たり前のように持つ世代が増えてくれば、個人がより自分の志向を大切にして生きられる社会に近づくのではないか、と本書を読んで感じた。

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